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フラウスキー

ガルマンガミラスの技術者で工作艦隊司令、デスラーの命を受け太陽核融合異常増進停止工作に尽力するも工作は失敗してしまった、しかし彼は真田の退避命令を無視し直ちに銃で脅してまでで全乗組員を退艦させ全ての責任を取り太陽に特攻し自害。--たっちゃん


階級は少佐。真田とは技術者どうしとして心を通わせる。デスラーは、自国の惑星破壊プロトンミサイルがもとで起こった太陽の核融合異常増進を抑えるべく、フラウスキーにガルマンガミラス本星より大型工作艦の船団を率いて向かわせる。太陽の周囲をシールドで囲み、地球に届く太陽熱や放射線を抑えた後、工作用プロトンミサイルを数発打ち込んだ。初めは順調に核融合の減少が見られたが、成功と誰もが思った瞬間、再び猛烈な核融合異常増進が起こり、シールドも吹き飛んでしまった。責任をとり太陽に突入するフラウスキー。デスラーは「彼は立派に責任をとった」と言うが、古代はやりきれない表情を浮かべる。
ここでなぜ、「ヤマトIII」の初回で惑星破壊ミサイル1発が太陽に飛び込んで核融合異常増進が起こり、フラウスキーは同じミサイルで核融合異常増進を抑えようとしたのか考えてみる。化学反応は平衡状態にあるとき、反応物を加えると生成物を作り出す方向へ進み、生成物を加えると生成物を作らないように変化が起こる。太陽などの恒星では、反応物である水素を核融合させてヘリウムを作り出し、そのときに使われた水素重量の 0.7% が質量欠損によりエネルギーに変換され放出される(4H → He + エネルギー)。放送初回に太陽に飛び込んだ惑星破壊ミサイルは流れ弾なので起爆させておらず、そのままミサイル内のプロトン(水素イオン、陽子)が太陽に供給されたと考えられる。つまり、核融合反応の反応物が加えられたことになり、平衡はヘリウムを作り出す方向へシフトし、すなわち核融合が促進されてしまったのではないか。次に、フラウスキーは数隻の工作艦から工作用惑星破壊ミサイルを発射した。このときにはミサイルを起爆したものと推察される。この時、ミサイルは巨大な岩石で包まれた形で太陽に撃ち込まれた。太陽の核融合反応は内部奥で起きているが、既に太陽は核融合異常増進で膨れ上がってしまっていたため、ミサイルがじゅうぶんに太陽の内部奥に到達する前に、かつ、起爆させる前に破壊されないように、岩石で包んだと考えられる。------ここから先は前提として、このミサイルの爆発様式が核融合反応型であることが条件になる------ミサイルを起爆させるとヘリウムが生まれ、ヘリウムが太陽に供給されるため、平衡は核融合を抑える方向へシフトすると考えられる。発射後、一旦は核融合異常増進は収まったかに見えた。しかし、再び激しい核融合異常増進が起こり、作戦は失敗に終わった。これは、工作に用いたミサイル数が不足し、結果としてヘリウムの供給が不十分であったからではないだろうか。--シルクロード

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