OQO model 01+
OQO model 01 (オリジナル)のバンプアップモデル。目立ったところでは、HDD の容量を 30 GB に、メモリを 512 KB に、USB を 2.0 に、スピーカーを内蔵。その他、細かな改善、改変が加えられている。
覚え書き、疑問
- シークレットキーコンビネーションの FN + キー操作は FN + CTL + キー操作に。
- スピーカーが内蔵されたことにともない、ビーパー(ブザー)は取り外されたらしい。
- FN + CTL + M(画面 180 度回転)、V(液晶部分開閉関知)は廃止?
- 画面回転はソフトウエアで、90 度単位、ペンデジタイザ対応で行なえる。
- FN + CTL + K のクリック音はスピーカーから。したがって、スピーカー音量設定に依存。
- ビーパーに対応していなかった、ペンデジタイザのクリック音も出せるようになった。
- トラックスティックの感度が向上。力を込めずとも大きな動きが可能。
- 付属のインストーラ CD によるクリーンインストールで、OQO 専用のドライバ類も同時にインストール。
- 液晶非表示部の余白を広くとるようになったため、ペンデジタイザのキャリブレが甘くとも、表示部の端にポインタを置いた状態で画面をタップできるようになった。
- 画面周辺部でのタップの誤動作がなくなった。
- WiFi の感度を上げるために Bluetooth をオフにできるオプションが付いた(ただし要再起動)。
- 工場出荷時のシステムは、クリーンインストール後のシステムより、明らかにレスポンスがよい。
- クリーンインストールにかかる時間は、オリジナルと変わらない(約1時間半)。
不都合
FN + CTL + キーの設定の オン/オフ をインジケートするビープがなくなった。
FN + CTL + J(落下関知)などの オン/オフ の区別が付きにくくて不便。 (see below)
- 付属のインストール CD では、リストア作業中に止まってしまう。
オリジナル(model 01)に付属のインストール CD を代わりに使うことでとりあえず回避。
解決
- いくつかのシークレットキーによるモード切替時、そのステータスを表わすピー音のオン/オフが新設。
FN + CTL + V(一回ピー音でオン、二回ピー音でオフ)。
- それまでの FN + CTL + V(液晶部分開閉関知のオン/オフ)の行方は不明。
- FN + CTL + K ではこのピー音は適用されない。
バックアップ&リストア関連のメモ
- リストアは、可能ならばシステムを正常終了させた状態で行なうことが望ましい。
- ASR のリストアに伴う HDD のフォーマットにいったん失敗すると、次回以降、リストアができなくなることがある。
- ただ、フォーマットやリストアに途中で失敗しても HDD 内のシステムで起動できることがある。
- USB HDD にリストアデータがあるとき、起動時にハブ経由で接続してはいけない。
- FireWire HDD にリストアデータがあるとき、起動時に接続しておかないといけない。
- あらかじめ、通常起動時、認識可能なデバイスであることを確認すること。
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