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Oberon
Pascal の作者(Niklaus Wirth)が作ったオブジェクト指向プログラミング言語、環境。
--sumim
関連
AmigaにはOberonで作られたフリーウェア・シェアウェアが随分有りました。
残念ながら私はOberonでプログラミングした事はないので、利点や特徴がわからないのですが。--dseg
何と比べるかにもよりますが、個人的にはOberonは面白いと思っています。かつてPascalがベースだったMacintoshのプログラムも、Oberonで書けばすっきりする部分が結構あります。例えばWindowPeekとWindowPtrを別々に定義する必要がなくなります。
Modula同様、モジュールローカルな変数なども定義できます。そのため、一般的な意味でのグローバル変数というものは存在しません:グローバル変数が欲しければ、その変数を保持するためにモジュールを定義し、そのモジュールをIMPORTすればいいのです。実際、提供されている環境にはOberon.Modというモジュールによって、その環境のグローバル変数が定義されています。
型に束縛された手続き(つまり、メソッド)も定義できるのですが、提供されているアプリケーションのソースを見るかぎり、ほとんど使われていないようです。いま一つ、オブジェクト指向っぽくはありません。Delphiと違ってプロパティを定義できないのも難点です。しかし、ObjectPascalに比べると、文法は単純ですっきりしていると、私は思います。Pascalと違い、ケースセンシティブです。
ビルトインのガベージコレクションが利用できます。そのため、NEWはあってもDELETEやDISPOSEはありません:不要だからです。--CUE
Oberonをベースに、コンポーネント化に力を入れたComponentPascalや、アクティブオブジェクトを扱えるActiveOberonなどがあります。--CUE
dseg さん、スラドにまた渋いタレコミをどうも(笑)。--sumim
いえいえ、sumimさんのコメントがまた大変参考になりました。他の方も書き込んでらしたような...?
最近本家も含め、スラドは短いコメントが殆どで、なかなか気合の入ったコメントは読めないので、嬉しかったです。
こんな感想も挙がってました。
また"渋め"のネタを探してきます :) --dseg
天王星の衛星。--sumim
シェイクスピア「真夏の夜の夢」に出てくる妖精王。タイタニアの夫。--CUE
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